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京都の芸者の後ろ姿

スタバも仕入れ困難?最高コーヒーゲイシャ、飲むなら本物を。

京都の芸者の後ろ姿

コーヒーを飲み始めてから15年ほど経ちますが、今日初めてあの「ゲイシャ」の来歴を知る事となり衝撃でした。これはちょっと実は私みたいに知らない方もいるのでは?と思いゲイシャの情報をまとめて見ました。これであなたもウンチクを語れるかも?


そもそもゲイシャとは?

ゲイシャが有名になったのは2004年。
何十年も前から有名だった品種ではなく、思いのほか最近の話で驚きです。

というのも2004年に開かれたコーヒーの国際品評会「ベスト・オブ・パナマ」に出品され、そこで後の「ゲイシャ・フレーバー」とも呼ばれるゲイシャ独特のレモン・オレンジ、紅茶のような柑橘系の香りが審査員を魅了しました。

その結果当時の史上最高落札価格を塗り替え「21ドル/ポンド」を記録し、それが通常の取引金額の20倍超というのですから、どれくらいセンセーショナルなコーヒー豆だったのかは言うに及ばずです。

2017年のベストオブパナマでは何と…

No.1 $254.80/lb 93.059 Sophia

アートと珈琲と私 様より引用

※落札価格/ポンド/評価点/銘柄名

キロ換算で1㎏あたり約15万
100gあたりでは1万5千

一杯あたり1,500円(10g換算)!!

と、いう価格で落札されました。あくまでもオークションでの落札価格であり、実際の販売価格はこれの何倍もの金額になるわけですから超高級。

もちろん、ゲイシャと言っても生産国・農園やグレードによってその価値は変わりますので一概に「ゲイシャだから超高価」という訳ではありません。200gで3,000円前後で販売されているものもあります。因みにパナマの最高品質の物はは100gで4万円弱(2018年10月ねじお調べ)です…高いけど飲みたい!!


ゲイシャは中米のシンデレラだった。

題目にもある通りゲイシャは「芸者」ではありません。
珈琲屋で数年働いていて、アルバイトながら店長代理として店の味を任されていた立場としては知らなかったなんて、お恥ずかしい限りでちょっとショックだったのですけど。

◇出身地
 東アフリカの西南部のエチオピア共和国「ゲシャ村」
◇生まれ年:1930年代初め頃。
◇経歴
エチオピアからケニヤ・タンザニアに移動し1950年代に海を渡り、中米コスタリカに移住するも「美味しくない、実が少ない」と期待はされず、半ば諦められつつも品種補完され次第に忘れ去られる様な存在に。そんな中、1960年代に物好きなコーヒー豆農家がゲイシャの苗木をパナマに持ち込み栽培。しかしそこでも実付きは少なく収穫量が乏しい為、殆どのコーヒー豆農家は実付きが多い他の品種の農地を広げ、ゲイシャはどんどん畑の一角に追いやられて行く始末。

そんな冷遇された時代が40年程続き、実付きが少ないながらゲイシャを育て続けてきた「とある農家」がいた。栽培自体は畑の一角であった急斜面を利用したものであったが、それなりに実が付くようになっていた。以前は「美味しくない」と言われていた栽培方法はゲイシャが好む標高では無く、奇しくも追いやられた結果標高が高い斜面での栽培となり、それがうまく適合し味も良いものになっていった。

そして2004年ベスト・オブ・パナマで知名度が無い、もしくは「美味しくない」という認識のなか出品され、結果は言うまでもなく史上最高価格を更新。以後、このゲイシャを出品していたエスメラルダ農園のゲイシャは最高品質とされ高値で取引されており、現在ではパナマの他の農園やコスタリカ・コロンビアでも生産されている。

ゲイシャの来歴地図
地図参考元:© OpenStreetMap contributors

と、いうまさしくシンデレラストーリー!!
※上文は引用ではありません、それらしい文体にしてます。

何十年も冷遇され見放されながら奇跡的に適合栽培方法が発見され、諦めなかったエスメラルダ農園の方々がコーヒー品評会に出品した結果、現時点でもスペシャリティコーヒーの一つとして名高いコーヒーになっています。


名前の由来は出身村。

はい、もうお分かりですね。

ゲイシャは「芸者」ではなく、出身村である「ゲシャ村」が由来となっています。


ただ…

この国際品評会には日本の輸入業者も来ており、「ゲシャ」と教えられた名前を「ゲイシャ」と聞き間違え、結果的に「ゲイシャ」の名が定着した。

Wikipediaより引用

こんな話もあるくらい、「ゲシャ」ではなくあくまでも「ゲイシャ」であり英字表記でも「Geisha」というのは何というか、日本のバイヤーなのか品評家の方なのか、それとも日本の珈琲愛飲家なのかは分かりませんがコーヒーに対する熱量の高さを感じますね(笑)

まぁむしろゲイシャのシンデレラストーリーを考えてみると、あながち「芸者」という印象は間違いではないと思っています。こう、今まで華も無く、地味で見向きもされなかった芸妓さんが、とあるキッカケを機に周りからの評価が一変して華やかな芸者の世界に入っていく…というサクセスストーリーを重ねてみる事が出来るような。

そうそう、ゲイシャのサクセスは留まることを知らず、今までは他品種と合わせての品評会・オークションだったのですが2008年からは、なんと…「エスメラルダ農園のゲイシャのみ」の品評会・オークションが開催されています。他品種とは比べ物にならず、まさしく次元が違うため別枠で用意されてしまいました…とんでもない品種ですよね…。


ゲイシャを飲むの時の注意。

木のテーブルの上にあるコーヒーカップとスマホ

実はゲイシャフレーバーと呼ばれる独特の柑橘香りは、私が知る限り解明されていないまでも「恐らく、コレじゃないかな…」という成分があります。

紅茶のアールグレイなどの香りになっているベルガモットと言えば何となく想像しやすいと思いますが、それの主成分ではないかと言われています。ただ、栽培条件で成分比率が変わったり、変質してしまうため真のゲイシャフレーバーは中々味わえないようです。

また、ゲイシャフレーバーは焙煎時にその香りが失われやすいため生豆を自家焙煎するのはなかなか至難の技ですし、もし焙煎後の状態で買ったとしても本当の美味しさを味わえるかどうかは難しい所です。

なので出来る限り中途半端なものに手を出すよりは、エスメラルダ農園の豆を買い付けているサザコーヒーさんであったり、スターバックスで取り扱いもあったアウロラ農園等の品評会で優秀な成績を収めているコーヒーをオススメします。まぁ書いている私自身は高級品すぎて手が出ませんけどね…泣

また、中途半端に自分で淹れるよりも完全に熟知しているプロに任せた方が間違いありません。

いやほんと東京出張で二子玉川ライズに行った時に、意を決してサザさんで飲んでおけば良かったと後悔しております(笑)それ位世界のコーヒーの中でも常に気にされている一品です。

あ、誕生日祝いに良いかも(自分の)


まとめ

  • 割と最近メジャーになった品種
  • 約70年ず〜っと期待されてなかった
  • 偶然に近い産物が美味しい豆になった
  • 2004年に出品したら最高価格更新
  • 以後も爆進、個別品評会にまで発展
  • 一杯3000円は覚悟すべし
  • 買う・飲むなら間違い無い所で。
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私のいつか飲んでみたい、コーヒーベストオブベストですね。
この本物のスペシャリティコーヒーを飲んだだけでも、相当話のネタにもなりますし自分の子孫にも自慢できるかもしれません。そんなスペシャルなコーヒーですので贈り物で貰えると嬉しいですね、なんなら私に下さい!(笑)

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