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茶色の柱で囲まれた棚満載の薪

薪ストーブ使用のデメリット。薪の使用量は北海道札幌でもコレ。

茶色の柱で囲まれた棚満載の薪

薪ストーブの魅力を伝える記事はあれど、デメリットが知りたい方が多いと思います。実際に使って困った事、これどうしたらいいんだ?という導入後の疑問、後悔した(もっとこう設計しておけば良かった…!!)点をお伝えします。


薪はシーズン途中では買えない。

薪の価格は業者さんによって差はあれど概ね…1㎥(立米)約20,000円です。

木の種類のよって価格が異なる薪屋さんが大半で、硬い木種(ナラ・カエデ等)だと10%前後高めに設定されています。これに運搬賃が2〜3千円ですから実質税込では…

1㎥(立米)約25,000円です。

もっと安い所あったら教えてください笑
冗談はさておき、電気やその他の化石燃料だと「使った分」が請求されますよね。これが薪ストーブの判断で難しいところとなりまして例外を除くと…

シーズン中、買い足すことは出来ません。

使った分を支払うという事が出来ません。まだ薪ストーブをお使いではない方だと…「ん?何言ってんの?燃料屋さんってところがあるでしょ、そもそも薪ストーブ屋が経営している薪専門業者もいるでしょ?」というところでしょう。もし機会があればその薪業者さんのHPを薪を「最も使う1月から2月」に覗いてみてください。大体のところが「本年度の薪は完売しました〜」となっているはずです。

理由は簡単。
そもそもの薪の保管が屋外だからです。

雪が降り積もって薪なんて掘りだせません!(体験談)

雪が降る中で薪を運ぶ男性
薪保管基地12月。1〜2月は積雪で薪棚が埋まります…

ですから端的に言えば…

そのシーズン使う薪を全て先に買わなくてはならない。

という事です。
施工初年度だとどれくらい買ったら良いか分かりませんよね…業者さんに尋ねても「まぁそのお宅毎に違いますので…」「使用頻度にもよりますね…」なんてホント困る返答で(笑)

でもその通りで、たくさん使えば減るものですし、その家庭によります。ですが、私のオススメは…

とりあえず5㎥(立米)

多すぎでしょ〜と思う方が大半でしょう。
私もそうでした。しかし、これは私の反省からです。題目にある通り、使用量が想定を上回ったが故です。

特集:薪ストーブの導入を考え直す大きな理由

上の記事にまとめたのですが、アウトドア好きの方が薪ストーブを設置した場合、まず間違いなく薪ストーブをガンガン使っていくでしょう。なにせあったかい(誤字ではない)んですもの…必ず虜になります。

で、薪ストーブの魅力に気付いてもシーズン中なので、薪の買い増しはできない…という事になって、そのシーズン終了なんですよ。悔しい気持ちでいっぱいですよ、折角素晴らしい財産があってもそれが使えないのですから。友達が来ても「ん?ねじお、この暖炉(よく間違われている)おしゃれなインテリアだね〜」とか、暖炉じゃねーし!薪ストーブだしっ!インテリア!?違うっつーの!!完全なる実用品だっつーの!!という具合に悔し泣き必須です。


シーズン中に薪が無くなった場合の対処法

参考までに…というか、実際私が札幌市内を駆けずり回った結果です。

燃料店と名前がつく所に電話する

殆どが灯油・炭のみ。薪があっても「一束売り」で7〜800円と高価。一束で大体ですが3〜4時間が良いところ。店主さん達に伺うと取り扱いの薪は自宅用ではなく「キャンプ用」に扱っているものか、その残りとの事。

②ホームセンターに行く

あるところにはある。でも結局一束売りで700円前後と高価、買えない。

③各薪ストーブ屋さんに電話する

売り切れ。と言うか、掘り出さなくてはならないので基本的には出してくれないであろう事が予想された…酷いところだと「ある訳ないでしょ…」といわれた所もあった…いくら事前に調べなかったと言えどそこまで言わなくても…泣

と、言う形でどうにもなりませんでした。そして最終手段…今思えば最初からそうすべきだったのですが、何故だかそうしなかったんですよね…謎。

④最終的に設置してくれた薪ストーブ屋さんに連絡

やはり売り切れとの事ではあったのですが、多少ストックがあると言えばあるとの事。雪に埋もれているらしく掘り出しが相当大変だとの事…なんども食い下がってお願いして、ちょっと時間を取っていただき、なんとか少しだけ融通して頂けました。

これは本来するべき事ではありませんし、相当なご迷惑とイレギュラー対応だと思います。ですから以後同様の事はしておりませんし、薪はそこの業者さんからしか買っていません。大変申し訳ありませんでした…そして有難うございました…なので、シーズン中の買い増しは本当に難しいと思います…


薪の使用量目安の概算

5㎥は多いよ…と、お思いだと思いますがこれが実情です。目安ですが薪の使用量として…

1㎥(立米)/ 1ヶ月

を見ておけば間違いありません。ハイシーズンだと1ヶ月で2㎥近くの使用量になりますが、恐らく初年度はパネルヒーターや蓄熱暖房等、自宅の暖房設備との併用になるでしょう。私は当初2㎥のみ買ったんですけどね、速攻終わりましたよ。例え1ヶ月で1㎥も使わなかったとしても、薪ストーブの使い始めを10月とすると…

10月:0.4㎥(18時帰宅後一回火入れ、追加無し〜1回くらい)
11月:1.0㎥(18時帰宅後火入れ、23時頃寝る前まで追加 時々朝火入有り)
12月:1.3㎥(火入れ後、家にいる限り追加し巡航運転 毎朝火入れ)
1  月:1.6㎥(火入れ後、家にいる限り追加し巡航運転 毎朝火入れ)
2  月:1.5㎥(火入れ後、家にいる限り追加し巡航運転 毎朝火入れ)
3  月:1.0㎥(18時帰宅後火入れ、23時頃寝る前まで追加 毎朝火入れ)
4  月:0.5㎥(18時帰宅後火入れ、23時頃寝る前まで追加 時々朝火入有り)
5  月:0.3㎥(寒い時一回火入れ、追加無し〜1回くらい)

年間使用量:約7.6㎥

大体ですがこんな感じ。因みに、ねじお家は「主暖房」ですから家の暖房の90%(適当)を薪ストーブが担ってます。子供が寝相悪くて布団から脱出するので、寝室のみ夜限定でパネルヒーターを稼働させています。

話を戻すと、主暖房としている我が家で約8㎥がワンシーズンの使用量ですので、施工初年度であればシーズンイン・ジーズンアウトを除く、11月〜3月のハイシーズンの利用で5㎥確保出来ていれば、まず間違いなく「美味しい時期」に楽しめます。

もし、シーズンインで使い過ぎたとしても、2月中までは何とか持ち堪えられるはずです。また、逆に想定よりも使わなかったとしても、薪は翌年使う事ができるので次の冬の暖房費が非常に少なくて済みます。

繰り返しますが、例外を除きシーズン中での薪の買い足しは出来ない。

と考えください。ですから足りないよりは「ちょっと多め」を推奨します!

そっか〜5㎥ね〜OK〜。ん?1㎥あたり25,000円だから…125,000円!!?

そうです。ですから先程お伝えしたように「先に買わなくてはならない」ですからシーズン前に用意しておいてくださいね。これ、毎月高回転型の我が家には致命的でして、ボーナス前なんですよね。

シーズン前ですから遅くとも10月には用意しておく必要があるんですよ。で、支払いも薪の運搬終わったら直ぐ支払いますので、9〜10月頃にまとまったお金が必要なんですよね。電気暖房は使った分だけ翌月請求・灯油もタンクへの追加分だけで都度請求なので、月ごとの費用は小さくて済みます。

しかし、こればかりは避けようがありません、薪という燃料の特性ですね。我が家ではシーズンの暖房費を先行投資していると言うことで納得してます。実際に既に買っているわけですから、そのシーズンにおいて暖房費としての薪代は一切掛かりません。そして、その薪という燃料の特性が「超絶メリット」を生み出す訳ですが、それはまた別にまとめます…(暖房費タダも夢じゃありません!)


まとめ

  • 薪の使用量目安は1ヶ月で約1㎥
  • 費用的には1ヶ月25,000円前後
  • 初回の薪確保量は「5㎥」あると安心
  • 薪の販売はシーズン前の一括支払いが基本
  • シーズン途中に追加で買い足すことは難しい

想定以上に薪ストーブを使い込むことで必然と薪の消費も増えます。薪ストーブを使う→薪の消費が増えると言うことはお分かりでしょう…でもお忘れじゃないですか?そもそも「その薪をどこに置くか」事項ではその部分について触れていきます…結構我が家も後付け後付けで大変でした。考えたり作ったりするのは楽しかったですけどね!ぜひ、参考にしていただき良い薪ストーブライフをお過ごしください!


薪の使用量目安をお伝えしたところで、続いてはその保管に関して。
実はこれが最も頭を悩ませるべきところでした…これから薪ストーブの設置をご検討の方には是非参考にしていただきたい内容です↓↓

銭屋工芸社

札幌の新築一戸建てに薪ストーブを設置し、5年経過した本音をお伝え。イメージ先行での導入は後々の後悔に繋がります、これから…


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