初狩猟の秋の景色

はじめての狩猟に近所を散策。札幌でも案外猟場がある?

初狩猟の秋の景色

猟銃を携え意気揚々と山へ向かった先に感じたものとは…


初出猟は2020年11月1日の札幌某所

狩猟に向かうハイラックス

出猟日:2020年11月1日

狩猟は日の出から日の入りまでの時間と決まっているのですが、今回は初出猟ともあって「あわよくばヒヨドリでも撃ってみよう」位の気持ちでした。むしろ本当の目的は…

猟銃携行の動き」と「必要な物・不必要な物の選別」にあります。

僕はサバゲーをした事もありませんし、精々エアーガン(今でいうトイガン)で学生の時に数回遊んだ事がある程度です。ですから、実際に銃を背負って動くとどうなるのか、疲れるのかそうでないのか…等々確かめに行きました。

また、取り合えず調べる限りハンターとして入林するのに必要だと考えた装備品である…

  • 長めのナイフ(止め刺し用)
  • スキナーナイフ(皮剥ぎ用)
  • 万能ナイフ(解体用)
  • 十徳ナイフ(鳥用)
  • サブ万能ナイフ
  • 折り畳みスコップ
  • 獲物袋
  • 使い捨て手袋
  • ごみ入れ袋
  • クマよけスプレー
  • 携帯行動食(スニッカーズ2本)
  • 水(約500㎖)
  • ハンディGPS(GARMIN)
  • スマートフォン
  • 空気銃の弾60発

をバッグを使わず、猟友会ベストと手持ちの小さなヒップバッグに入れてテスト運用しました。勿論多めの荷物である事は分かっているので、自分の体力をみるのと荷物の引き算をするためです。

(※因みにクマスプレーは僕が空気銃を今回携帯している事、いずれ装薬銃を持ったとしても熊と対峙したときに3発で仕留めきれる自信が無いので、いざと言う時は熊スプレーが頼りだと考えています。むかし釣りで遭遇したときはビビッてブルブル震えたのを今でも覚えています…(*ノωノ))

また、弾が60発なのは僕の持っているBLOCOCK社製COMMANDER_XRは空気満充填で約60発前後撃てる物なので、その最大数量を持っていきました。もちろん猟場でそんな数撃つことはないとは思います…60発って、ねぇ…。


Sponsor link

ぶっちゃけベストは使い難い。誰だ空気銃にスリング要らないといったヤツは(笑)

猟場と愛銃

いやぁもうね、最初は「お!?結構支給品のベストも物が入るし使いやすいじゃん!」なんて思ってましたけど…僕身長160㎝ちょいなんです、ちっさいんです…それでベストはMしかない…とか言われて「防寒着の上から使うからそれくらいで丁度いいよ」とアドバイスを頂いたのですがやっぱりオーバーサイズで使い難い。

あと腰回りに今後もナイフとか色々携帯すると思うんですけど、ベストの型が「ロング丈」なんですよね…釣りに使うフローティングベストとか、仕事現場で使うベストは腰回りに干渉しないように「ショート丈」になっている所、支給品ベストは明らかに僕には長い物でした…いや、まぁ結構使えるとは思うんですけどね。

そしてサイドファスナーがあるものの、サイズ調整が出来ないのでポケットに入れたアイテムの全重量が「両肩」に掛かるため、出猟後2時間もすると重さが気になってきました…正直痛い。

さらに、とある情報サイトでは「鳥猟をする空気銃は比較的軽量な事、狩猟スタイルが待ちである事から負皮(スリング)は必要ない」というのを目にして「へぇ~そういうもんなんだなぁ…」なんて思っていたのですが…

少なくとも僕の現状では…

  • 斜面を登る必要がある
  • 車を停めてからそれなりに歩く
  • 小川を渡ったりする事もある

こんな状況の中、愛銃は約4キロで片手で持てますけど、ガレ場等で足場が悪い中では片手がふさがったり、場合によってはぶつけたり落さない様、両手で保持する事もありました。ハッキリ言って…僕は

空気銃にもスリングは必要ですっ!!

そう強く思いました(笑)

林道で進入禁止を進むバイクの轍
一般車両進入禁止にバイクの痕跡…

まぁそんなこんなでヒヨドリは撃てなかったものの、ニレの実が付いている留まり木を見つけた事や、シングルショットトレイを紛失したりと色々ありましたが初出猟の収穫は大きい物でありました。

そして自宅に帰りソッコーで今回の出猟をフィードバックし、更なる便利快適アイテムを注文するのでした(笑)こういう自分で考えて揃えるのも楽しみの一つですね!!

Sponsor link