円山動物園のゾウを見るなら絶対に押さえるべき点。筆者は失敗!

2019年3月12日に公開された円山動物園のゾウ舎。待ちに待った方も多いと思います。早々に動物園に足を運びゾウを見に行ったのですが私は「失敗」しました…これ同じ体験をする方が多いと思いますので是非共有したい情報をお伝え!!


円山動物園でゾウが観れるのは「11時頃」から…まるで舞台公演。

ゾウの観覧時間を伝える看板
入り口にこんな看板が…

実はゾウさん達が見られるのは…

11時頃からになります。
(私は10:50頃でした)

動物園の開園時間は「9:30」からですので、なんと1時間半も待たなくてはなりません

新しいゾウ舎ができてニュースにもなっていましたので、混むだろうな〜と思って開園時間に合わせて行ったのですが…大失敗(笑)

では何故そんなに時間の開きがあるのか…と言う所になってきます。

これ実は「お掃除と準備」している状況を見ることができるのです。

展示室内をおおよそ「右」「中央」「左」の3エリアに分けて、ゾウさん達の糞の掃除や遊んだ跡を元にもどしたりと準備している飼育さん達の働く姿を目にすることができます。

広い土間が続く円山動物園のゾウ舎屋内
人間が小さくミニチュアみたい

ここで是非持参して欲しいものがあります。
それは…

マスクです‼

と、いうのもクマデやスコップを使って土間を掘ったり整地しながら掃除をしているので、室内が土臭くなる程度には砂埃が室内を舞います

準備している飼育員さん達もマスクをしながらお仕事をしています。

ただ、その準備が終わった段階で天井のスプリンクラーから水が散布されますので、ゾウさん達が入ってくる頃には舞っている砂埃っぽさはなくなります。

混雑を予想して屋内の展示スペースでゾウさんの入場を待つ場合は、この準備を見ながら「陸のステージ」等で待機する事になりますので、是非マスクを持参される事を強くオススメします

もしくは混雑を踏まえた上で11時前後にゾウ舎に向かうと良いでしょう


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陸のステージベンチのゾウ観察は3段目より「上」の座席を確保‼

少し上る傾斜のある薄暗い廊下
入口の通路は気分を盛り上げます

ゾウ舎からの入り口を進み、なぜだか雰囲気を盛り上げる薄暗い廊下を進むと…

平坦な通路にあるガラス張りのゾウ舎
通路を進んだ最初の展示スペース

この展示スペースに到着です。ここは広く開けていて平坦なスペースになっているので、混雑時はこちらからでも十分にゾウさん達を観察することが出来ます。さらにここを進むと…

ガラス張りの展示室にベンチが階段のように並んでいる部屋
ガラス越しではない魅力

通常時では一番混雑するであろう

陸のステージ」に到着‼

さて、一番に来たから「一番前のよく見えるベンチでゾウさん達を待つぞ~!!」と、意気込んだものの大失敗。

下から数えて「3段目より上」のベンチに座りましょう‼

まぁ多くの方々が心待ちにしていたゾウさん達なので、結構な人気があります。

モチロン混雑してくるんですけど、最前列に座ってしまうとガラス面から見たいお子様達や、連れ添いのご両親、写真撮影にご熱心な方々などが目の前に並んで来てしまい、第一群が引いたと思ったら第二群が目の前に…という無限ループに陥ってしまい殆どゾウが見えません(´;ω;`)

目の前にいる大勢の方々
これでまだ空いている方…

二段目に座ってもガラス面に近づいてきてしまう方々の頭と同じ高さになってしまうので、三段目に座ることで全体を俯瞰できる程度になり、陸のステージを堪能することができます

土日などの混雑時は絶対に一段目・二段目に座ってはいけません‼

天井からぶら下がった干し草袋に鼻を伸ばすゾウ
陸のステージからは結構遠くに見えるゾウ

円山動物園のゾウ舎での押さえておきたいフォトスポット

さてさて、陸のゾーンを超えて先に進むと目に飛び込んでくるのが「象の像」なんちゃって…(笑)ゾウさんの上半身が床から飛び出して、なんだか楽しそうにしています。

ゾウの上半身が床から飛び出した置物の展示物
結構リアルな等身大っぽい展示

結構リアルな模型なので私たち家族も含めて、このゾウさんと一緒に記念写真を撮りました。そこまで広い通路幅ではありませんので、混雑時は周りに気を使いながら配慮を持って対応すると良いかと思います。

ここの部屋の階段を降りると、プロジェクターによるタッチシアターがあります。色々なパターンがあり子どもと一緒に学ぶ事ができます。

うちの子どもがタッチしたときは「ウ●コ」がプリプリとゾウのお尻から出てきました(笑)でも実際に一日の排泄量や、食事、水の摂取量などを学ぶことが出来てこの年齢で関心してしまいました。

ゾウの映像が流れるプロジェクター映像を映している壁
現代っ子に大人気!
天井から突き出たゾウの下半身の模型
実はこのゾウの下半身は…

プロジェクターによる映像に気を取られていて、全く気が付きませんでしたが「天井にゾウの下半身」が突き出しています(笑)

この次の展示室にプールがあるので、その関連なんだな~なんて思っていたら…実は先ほどのゾウの上半身の続きでした!中々見る機会のないゾウのお腹や胸を見ることが出来てこれまた関心しました。


実はゾウ舎奥、水のステージ前とトレーニングゾーンは混みにくい。

ガラス張りのゾウ用プールとそれを観察するコンクリートの部屋
ここにゾウが来るかは運次第!

さきほどの部屋を進むと「水のステージ」に到着です。

飼育員さんのお話では一日に数回は水浴びしているらしく、タイミングが良ければその姿や泳ぐ姿が見られるかもしれません。因みに11時前後では食事タイミングという事もあり、あまり水浴びしないとチラッと伺いました。

強固な鉄の檻と壁に十数個穴の開いたゾウの鼻が通る餌場の屋内展示
ゾウ舎の最奥部

さらに進むと最後の展示部屋「トレーニングゾーン」です。

ここは間接飼育を体感できる展示で、強靭な柵の横には「穴のあいた壁」があり餌を探す光景を目にすることができます。

これら二つの展示スペースは「一階」「ゾウ舎の奥」という事もあり、2階の展示スペースに比べると空いている状況です。

もし二階の陸のステージが混んでいて観察できなさそうであれば、さっさと先に進んでこの二つの展示スペースに足を運んだ方が得策かもしれません


円山動物園のゾウ舎は11時前後のトレーニングゾーンが面白い‼

ゾウの鼻が通る穴の開いた壁と餌を用意する飼育員
干し草を配置中

もし11時前後に来園できるのであれば、混雑した二階をさっさと降りてこのトレーニングゾーンに来ましょう!

と、言うのもこの時間帯が「ごはんタイム」になっているからです

陸のステージでは屋内全体を俯瞰出来るのに対して、こちらはタイミングが合えば「確実」に間近でゾウを観察する事ができます

11時前後には給餌も兼ねて行動展示を見ることが出来ますが、結構奥の方でごはんを食べているので「ゾウのスケール感」が分かりにくい状況です。

そこでこのトレーニングゾーン‼

干し草がどっさり用意されているので、お腹を空かせたゾウさん達はこのトレーニングゾーン周辺にごはんを探しに来ます。

給餌直後であればゾウが近くに寄って来て、壁の穴から鼻を器用に動かし餌を探して食べる姿を見ることが出来ます!穴からにょろにょろと動く鼻は奇妙でクスっと笑える事間違いなし‼

ゾウが壁の穴から鼻を伸ばしている
こんな感じでにょろにょろ笑

まとめ

  • ゾウの入場は11時前後から
  • 退場は15:30頃
  • 確実に観たいなら10:30頃には待機
  • 陸のステージ待機にはマスク必須‼
  • 陸のステージでは3段目以上に座るべし
  • 意外と下の階のステージは混まない
  • 給餌直後はトレーニングゾーンに!

オープンしたばかりの施設で、多くの方々が心待ちにしていたゾウさん達。ゾウが入場した時には僕の目の前は人だかりで見えなかったのですが、それでも子供達や大人たちが「うわ~ゾウだよ!」「ゾウおっきいね!」「あ!こっち見てる!」などなど、皆が歓声を上げていて他人事ながら嬉しくなりました。

ゾウのイラストがプリントされた自動販売機
2階の屋外テラスの自動販売機

是非是非、円山動物園の新ゾウ舎に足を運んで、今まで体験出来なかったゾウの観察を親子でしてみましょう!ゾウの親子の様子や、優しい眼差しを見ることでもきっと良い思い出になるはずです!



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