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レインウェアやテントの補修にゴアシートは必要ない、300円で修繕。

大切な透湿防水ウェアや大切なジャケットに焚火の穴や、ヤブ漕ぎの裂けが出来てしまって「高級補修シート」で修繕するのが頭に浮かびますよね。でもちょっと待ってください、落ち着きましょう。300円あれば何か所も直せます。


KAWAGUCHIナイロンシートが最強コスパ。

穴が開いたらやっぱり透湿防水シートが良いよね…

そう思うのも当然です。だって純正品みたいな扱いで安心がありますから。でも我々が普段使いする状況では「ちょっとオーバースペック」です。

大体シート1枚で1000円前後はします。

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私が猛プッシュするのがこの「KAWAGUCHIナイロン用補修シート」です。

何せ300円前後の価格ですべてにおいて「事足りる」一品なのです。その理由を余すことなくお伝えしていきます!

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実使用の評価

補修を行ったのが2018年5月です。本記事は同年の11月中旬に書いていまして、2019年現在約1年4か月の期間での評価を記載していきます。

使用状況

  • 川釣り:2週に1回程度
  • 低山ハイク:3回
  • 登山:1回
  • 1泊2日の釣りキャン:1回
  • キャンプツーリング(3週間):1回

という形で使用をしました。またジャンパー・カッパとしても日常的に使っています。川釣りはウェダーを着た上にこの補修したカッパを着て、笹薮・イタドリをかき分けながら現地に向かったりという使い方です。勿論、雨が降ったり川で転んで濡れたりと様々なアクシデントもありました。ハードな使用…というよりは「アウトドアウェアとして普通の使い方」をしています。

使用結果

まったく剥がれず防水性維持。

この言葉だけで十分伝わるでしょう。自分の使用頻度が他の方からみて、多いのか少ないのかは正直分かりかねるところですが、自分自身としてはとても満足していますし、安心して人に勧められます。


高級補修シートを使わなくて良い理由

ちょっと細かい話になってしまいますが皆さんが「透湿防水シート」の方が良いと考えるのは当然の事と思います。そこで私の修繕実例を挙げて考えてみます。

補修箇所は「左腕の上腕」です。

ここに透湿性の無い防水シートを貼りました。さて、このシートを貼ったところだけ「ムレる」でしょうか「結露する」でしょうか?

 

答えはNOです。

 

なぜなら、透湿素材は「ウェア全体」であり、その湿気を放出しているのも「ウェア全体」だからです

左腕の上腕の裂け部分の湿気は「そこ」から放出されている訳ではなく、ウェア内に溜まっているムレの一部でしかありません。

ですから例え透湿防水ウェアの一部が裂けてしまっても、その補修シートまで透湿にこだわる必要はありません

なんかそう言われると妙に納得できるはずです。

補修によって大きく透湿性が損なわれる様な裂けだと、買い換えるほうが確実ですしそこまでのダメージを受けることは稀です。

これらを踏まえてもウェアの裂けの補修は「ビニールシート」で十分です。

次に実際の補修工程をお伝えしていきます。


補修の工程

①ウェアの裂け外観

青いレインジャケットの一部が破れてめくれている様子

青いレインジャケットの一部が破れた様子
表面の状態
レインジャケットの黒い裏側と破れた部分
裏からみると

リップストップ生地なので、裂けが広がりにくくて助かりました。ちょうどL字に避けてしまいましたが修繕できる程度です。

通常のウェアであれば「表面のみ」で問題ないのですが、今回はゴアテックスを使用したレインウェアで表のリップストップナイロン・裏のゴアテックスシートの2レイヤー生地になっています。そのため、表に貼っただけでは裏側のフィルムが擦れてボロボロになるので、ゴアテックスフィルム側を養生を兼ねて「裏面も」シートを貼り付けていきます

②補修しやすい様に「仮止め」

青いレインジャケットの破れに貼り付けた白と黒の縞模様のマスキングテープ
クラフトテープなど剥がれやすいもので

裏面を綺麗に貼り付けるために、クラフトテープ等の剥がれやすいテープで仮止めを行います。

③剥がれにくくなる小ワザ

透明な補修用テープと剥離紙からはがす手
剥がしやすい配慮
角が丸い防水シート

シート自体は一枚目の写真のようにペロっと簡単にはがしやすいように、シート上部に最初から切れ目が入っています。また、今回は半透明シートを使用しているのでウェアの裂け目も見えるため貼り付けがしやすくなっています。

このまま貼っても大きな問題はないのですが、2枚目の写真のように角を丸くカットすることで、端から剥がれやすくなる事を抑えられるため、結果丈夫な貼り付け方法になります。この手法は様々なシートを貼り付ける際に使えるので覚えておけばとても役に立つ方法です。

④裏面に貼り付け

防水シートを貼ったカッパの裏側

⑤表面に貼り付け

青いレインジャケットの破れた部分を指差す手

 

裏面を貼り付けただけだと、2レイヤーのため表面の生地が浮いてしまします。裏には防水テープを貼り付けているので、浸水はしにくいのですがこれ以上の裂けを防ぐ目的がありますので表面にもシートを貼り付けて完成です。

防水シートを貼ったカッパの表地

補修後の外観

 

青いカッパの補修後

シートを貼ってあるのが分からない…とまではいきませんが「目立ちにくい」仕上がりになります。既にこのウェアは型落ちしていて元々お求めやすいうえ、アウトレットでも安く売られているのですが他に劣化している部分もなく、まだまだ現役ですので数百円のシート一枚で機能を維持できると考えると、とてもお得です。といってもこのウェア自体4~5年は使っているので丈夫なものだと再認識させられました。

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まとめ

  • シートタイプが手軽でお得
  • 透湿素材ではなくてもOK
  • ビニール製がコスパ最高
  • 角を丸くすると耐久性UP
  • 実使用でも接着・耐久性はバッチリ

使用するシーンによってそのシートの種類は使い分けたほうが良いのは間違いありません。ただ、私たちの様に野外活動を楽しんだり、一般的に使う分には「透湿防水シート」に拘らず、手軽に補修を行って愛着のある一着を使い続けてみましょう。きっとさらにお気に入りの一着になるはずです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは良いアウトドアライフを!(挨拶)

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