晴天の支笏湖からそびえ立つような樽前山

支笏湖で絶対得する無料駐車場!写真と地図でご案内。

晴天の支笏湖からそびえ立つような樽前山

札幌からほど近く紅葉はもちろん、一年中楽しませてくれる支笏湖。札幌に長く住んでいる方でも案外知らないオススメの駐車場をご案内。有料も良いですけど、もっと気軽に支笏湖を楽しんでみませんか?これからの時期支笏湖へ向かうならお役に立つ事必須です。


支笏湖のご紹介

湖と山を背景に魔法瓶を片手に持つ
風が強いと湖畔に降りられません。

私札幌に住んでおりまして、本当に支笏湖によく行きます。月に1回〜2回は支笏湖に行ってます。特に何をするわけではないのですがドライブ(ツーリング)やコーヒーを飲みにふら〜っと行きたくなります。ちなみに題名の画像も自宅で淹れたコーヒーをボトルに入れて、消波ブロックの上でまったり飲んでいるところです。

と、言うのも私の住まいから支笏湖畔までは1時間かからない程度でして、大学時代も「天気いいな〜よし、行くか〜」と講義をサボった事もしばしば笑

  • 約4.4万年前に噴火形成のカルデラ湖
  • 透明度の高さは何度も日本一に認定
  • 最大水深は約360Mと日本第2位(1位は田沢湖約423M)
  • 由来はアイヌ語の水源の湖の意シコッペ
  • 苫小牧市民の水道水でおいしい
  • 湖畔の道路は昔「有料道路」であった

出典:wikipediaより要約し掲載

実は生まれが支笏湖近郊でして、よくよく母から「あんたが生まれる前はここね、有料道路だったよ。」とか「支笏湖の名前の由来知ってる?真水だから浮かびにくくて倒木とか沈んでて、溺れたら上がってこないのよ…だから死骨(シコツ)って言うのよ、あんたも泳ぐんじゃないよ。」と言われていたのを思い出します。

ちなみに名前の由来はアイヌ語なので、死骨説は教訓話ですね。

また、2014年には豪雨により土砂災害が発生し2018年現在、当時の爪痕を色濃く残しているものの、懸命な復興事業により支笏湖周辺は整備されつつあります。

と、いう所だったのですが…

台風21号 暴風被害各地で 支笏湖畔では土砂流出

北海道建設新聞 2018年9月6日付

つい先日の台風の影響で倒木等により通行止めとなってしまいました。しかし2018年9月20日に確認しに行った所、舗装直しにより片側交互通行の箇所が2箇所ありましたが札幌→支笏湖は無事開通していました!よかった!


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自然散策と支笏湖を堪能できるオススメ無料駐車場

ではいよいよ本題です。
下の地図を見るとわかる通り、札幌から支笏湖へ向かう道はオコタンペ湖の途中で通行止めになっている道道78号線・丸駒温泉へ向かう道道730号線を除いて「国道453号線」のみです。今回はその453号線沿いで札幌から支笏湖へ向けたルートでご紹介します。


1.支笏湖観光センター 

オススメ度★★★★☆

札幌方面から来ると展望台の急カーブを抜けて、一番最初に到着する無料駐車場です。湖畔が見えたら右手に出入り口があります。ダイレクトに湖畔に立ち寄れますので夏の暑い時期に足を浸けたり、すぐ湖水に触れられるのでオススメです。また、こちらでは釣りが可能な時期になると「遊漁券」が自動販売機で販売されています。
※駐車場は舗装・未舗装があるので注意。バイクはスタンドプレートあると安心。舗装駐車スペースが埋まってしまうこともあります!

支笏湖畔を泳ぐ犬とその飼い主
最近だと泳ぐワンちゃんが多くみられますね(因みに人間は遊泳禁止となってます※休暇村HPで記載が見られます)

2.国道453号線休憩駐車場

オススメ度★★☆☆☆

1の観光センターを超えてすぐ左手に見える「パーキングエリア」です。よく大型トラックや、商業車両が休憩されています。実は私が最も立ち寄るところで、バイクを止めてパーキングエリア向かいの湖畔に降りてます。消波ブロックまでは落差1.5M位あるのですが、成人男性であれば上り下りできます(もちろん自己責任で)。アイキャッチの写真もそこで撮った写真です。もし天気の良い日に、消波ブロックの上でまったりコーヒー飲んでる人間が居たら私です(笑)

防波堤から見上げた山と青空

3.休暇村支笏湖駐車場

オススメ度★★★★★

私が最もオススメしている所がこちら!!
グーグルマップで「駐車場」と検索しても表示されない知る人ぞ知る駐車場です。と…実のところは休暇村支笏湖ホテルに隣接している駐車場です。しかしながら支笏湖を望む園地化されている原生林の入り口であり、トイレがあったり地元の小学生が自然観察のレポートを発表・展示している施設もあり、駐車場の一時利用は認可されています。

ちょ〜っとだけ入り口がわかりにくいので、併せてご紹介。

まずは観光センターや453号線駐車場を横目に、支笏湖畔を進みます。すると…右手にネイチャーセンターや湖畔の販売店が直近にある「一番便利な駐車場(支笏湖温泉駐車場)」がみえます。

道路からみた駐車場

今回はそこを通り過ぎまして、1㎞程直進します。支笏湖入り口から結構遠ざかるのですが地図を見て頂くとお分かりになる様に、休暇村方面に入るとUターンする形で支笏湖に近づきます。すると…

道路と左右を囲む木々と青い案内板
見逃しがちな標識を確認!直進車も多いのでご注意を。

右手に標識が出てきますので、そこを右折します。さらに道なりに進むと…

道路と鬱蒼と茂る木々

同じ様に右手に標識が出て来ますので今度は左折。木のトンネルの様な道路を進むと…

小屋の手前に数台の車が止まっている
休暇村支笏湖隣接駐車場 奥に見える小屋はトイレや展示施設。

到着です!!支笏湖を何度か訪れている友人も「え、こんな所あったんだ!?」と、休暇村ホテルを利用する方以外はなかなか知られていない所です。

小屋の中にはトイレが併設されており、小学生たちが一生懸命作った支笏湖のレポート等が展示されて居ますので是非一度ご覧いただければと思います。

小屋の中にある立体的な支笏湖の地図

さて、駐車場自体の紹介はこれで終了ですが私個人がこちらの駐車場を利用する大きな理由があります。それは…


休暇村支笏湖駐車場をお勧めする理由


支笏湖の四季を感じれるから。

です。
他の支笏湖畔の駐車場でも十分に満喫出来ますし、ここに駐車すると園地から湖畔まで数百メートルは歩くでしょう。支笏湖を目的とした方には正直不便かも知れません。しかしその「不便さ」の中で確かで豊かな時間を感じます

それは園地に残されている原生林をゆっくり歩きながら踏みしめる地面の柔らかさを感じ、それと同時に風・自然の持つ匂い・暖かさ・なびく木々の葉を肌で感じ、目で見る事によるものです。

木々の彩りに目を奪われながら、ふと木々の間から見える山々や湖面に期待感を膨らませ、眼下に拡がる支笏湖を望む。そんな豊かな時間を過ごせるここが私は好きです。

車から降りて、コンクリートで舗装された歩きやすい道を歩き、販売店が立ち並ぶ光景を横目に見ながら支笏湖を望む…というのも便利で良いのかもしれません。ふらっと観光が出来る・自然を感じたいそんな要望も叶えてくれるといった、バランスの良さも支笏湖の魅力の一つだと思います。

そんな園地を歩いて行くと、支笏湖畔に降りられる山道があります。
(※2018年9月20日時点では地震の影響で立ち入り禁止となっています。)


多少整備はされていますが砂利が多く、斜面なので運動靴等の方が良いです。そこを下って行くと支笏湖畔が目の前に広がります(ゆっくり下っても2〜3分)。

湖を見渡して右側を見ると赤い色が印象的な「やません鉄橋」が見えます。
透明度が高い支笏湖ですので、天気が良いと川の中の様子が見えます。是非童心を取り戻して覗いて見ましょう。チップの稚魚や秋口になると産卵している大型の魚も見ることが出来ますよ。

湖に注ぐ川に架かる赤い橋

橋を渡ると左手には遊覧船乗り場が見えます。
そこをさらに進むと販売店やネイチャーセンターが見えて来ます。

湖手前に広がる緑地と晴天

駐車場から支笏湖畔までの道のりを写真で追いかけた形でお伝えしました。


支笏湖の魅力が少しでも伝われば幸いです、ゆっくりと自然散策しながら支笏湖を目指してみる、と言うのもとても気持ちの良いものです。では、最後に2014年頃の写真ではありますが毎年美しい紅葉を見せてくれる木の写真を…笑

真っ赤な紅葉を背景にお腹の大きな女性
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