大半の方が装薬銃なんで撃った事ないでしょう。僕も今日までその一人でした、当たるわけない?当たらない?鉄砲歴50年強の大先生より合格のノウハウを伝授頂きました!そして勿論無事合格。
教習射撃の持ち物は必要書類とお金だけでOK
もうね、射撃ができるっていうので多少の緊張感とワクワクがあるわけです。以前なら自分が日本国内で鉄砲を撃つ日がくるとは思いもしませんでした。
そんなこんなで「いずれ使うからあったら便利だろう」と事前購入したのがこちら…
はい、弾丸ケースです!
実射するわけですからあったら使うだろう…と思って持っていったんですけど、なんと射撃ベストの貸し出しがありそれを使う事に。
静か〜にマイバックへしまう僕でした(笑)
防音用には教習で弾を購入すると大半の場合、耳栓を付属してくれるのでイヤーマフなんかも当日には不要で、5人中3人が耳栓でした。
因みに僕は残りの2人の内の1人でした笑
教習射撃の時間は大体お昼までに終了。
タイムスケジュールが…
08:45-到着、書類に記入し支払い
09:00-銃の取扱、射撃法など座学講習
10:00-各自25発の射撃体験⇨再び25発射撃練習
11:45-射撃試験1人5発✖︎5射台の25発のテスト
12:30-終了、合格で教習修了書交付
と、いう流れでした。
僕の場合は5人での教習でしたのでこのくらいの時間でしたが、人数の増減次第では多少時間は前後するはずです。
座学はプレハブ小屋で行いますが風通しがとても良い感じです(笑)夏は虫に注意が必要ですし、秋以降はしっかり防寒準備をしていきましょう!
いざ教習射撃試験‼︎当てるんじゃない「取り敢えず撃つべし‼︎」
こんな雰囲気の思いのほかシースルーな雰囲気の射撃場。こんなところで鉄砲売って良いのだろうか…というのが正直な感想。しかし設備はバッチリでした!!
射撃場のメインである射場(シャバ?)はスッキリとしていて広々。僕の時は紅葉と降雪が絶妙にマッチしていて中々良い景観でした。ここで陶器のお皿が飛ぶ事になります。
まず試し打ちをする事になりますが大きく分かれるのがココ。先生も仰っていましたが…
- 最初当たるけど調子が落ちていくパターン
- 最初当たらないのに調子が上がるパターン
- 最初から最後まで当たらないパターン
概ねこの3パターンだそうで、僕は「2」のパターンでした。
最初はビギナーズラックで当たるのですが、それに調子に乗ってしまいカッコ付けたり先生の助言をうまく聞けないと後半で間違いなく当たらなくなります。
一番のポイントは「当てない」事です。
と、いうのもやってみると分かるのですが僕ら初心者が「目で追って当てよう」と言うのがそもそもの間違いで「お皿を確認したらタイミングで撃つ!」という感じです。因みにお皿は射手が好きなタイミングで「はいっ!」というとお皿を飛ばしてくれます。
狩猟では「獲物を目視で確認してから撃つ」というのが大原則で、これを怠ると俗にいうガサドン等の誤射につながるので確実に「目で対象を確認してから撃つ」様にしましょう。
しかしながらお皿を目で追いかけていると、あれよあれよと遠くに飛んで行ってしまうので、蛍光オレンジのお皿を目で見つけた瞬間に銃口を体ごと移動して撃ちます。(←超重要)とりあえず見送らず見た瞬間にとりあえず撃つ!のがコツです。
教習射撃で落ちる人は居ない…?
まぁ色々お伝えしてはいますが実のところ「落ちる人はいない」らしいです…(;・∀・)と、いうのも25発撃って2発当たれば良いので大半の方が合格します。
僕のハンター仲間の方は驚異の「2発命中ギリギリ合格」という強者もいますが、そんな方でも先生が「ここから真っすぐ出てくるから、見た瞬間に銃口このままで撃って。」というようなご指導を頂き見事的中になる、はず…です。
良く考えてみると分かりますが、最終的には警察が身辺調査等を行って判断します。ですからあくまでも「教習しました、規定の数当たってます」という実績が必要なだけで、この時点で落第させよう・厳しくしてフルイに掛ける…という事はまったく考えていないそうです。
ただ注意しないといけないのは射撃場での「素行」です。射撃実績が合格でも教習中の態度であったり教習姿勢が教官の目に留まった場合、教官も要注意者として警察に報告する場合がある…という話が出ています。
競技・狩猟問わず銃を所持するわけですから法令順守はもちろん、その人の精神性や態度も信用出来る人間であるべきですよね。教習だからと言って甘く考えず、緊張感を持って臨みましょう!
と、そんなこんなで2発以上当たったので無事合格!さてこれでいよいよ恐ろしい身辺調査が始まるのでした(笑)
少しでも皆様の参考になれば幸いです!
それでは良いハンターライフを!!(挨拶)