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白い部屋の中にある薪ストーブとレンガの防火屏

薪ストーブの導入を考え直す大きな理由。

白い部屋の中にある薪ストーブとレンガの防火屏

薪ストーブの導入を簡単に考えてはいけません。何となくオシャレな雰囲気が良いとか贅沢品の一つとして、またはサブ的な暖房とか考えているなら考えを改める必要があるでしょう。私がそうであったように。


検索でこちらに来た方はまずは「5年目の本音」を読んでいただきたいと思います。本稿はその流れを見る事でご理解が深まるよう記載しました。

銭屋工芸社

薪ストーブ。それは時代と逆行したちょっと贅沢な物。いや、今だからこそ見直される「古い」が「新しい」という価値を持った物……


薪ストーブの真実に気付くまで。

もはや、結論から言いましょう薪ストーブを副暖房として考えてはいけません。

  • アウトドアが好き
  • 料理が好き
  • キャンプで焚き火とか好き
  • 薪を自分で調達できると考えている

上の項目に当てはまるなら、まず間違いなく…

主暖房になります!!

もう無理です!ちょっとネガティブな感じで「あ…ちょっと薪ストーブの導入辞めようかな…」なんて思わせておいてからの上げ!を演出しようと思ったんですが自分の気持ちには逆らえません!!本当に私が伝えたいのは…

中途半端に導入すると後悔する。

と言う事です。本当に最初は前項目でお伝えしたように限定的な使用目的で、言うなればちょっとした贅沢品を自己満足のために導入したわけです。それがね…言えば切りがないですけどやっぱり本質ですね。

あったかい」(誤字ではない)んですよ。

現在の暖房設備では我が家のようにパネルヒーターだったり、蓄熱暖房・床暖様々な種類がありますよね。どれも暖かいのは間違いないでしょう。ただしそれは冬、外から帰ってきた時の「あったけぇ〜」にはなりません

それは「寒くない」なのです。


実際我が家のパネルヒーターは乾燥もしないし、スイッチポンで暖かくなりますが冷えた体は温まりません。あれらの暖房は常時運転を行う事で、室温を保つ方に重きを置いていると思います。ですから、家に帰ってきても確かに寒くないのですが「体を温める所」はありません

近接した薪ストーブの炎
ほんと一息つく時間になります。

一方薪ストーブはそれ自体が高温であり、輻射熱や遠赤外線が出ている為、本当に体が「あったけぇ〜」と寒さでこわばった肩や首がほぐれるのを感じることができます。言わばお風呂に入った感覚とでも言うのでしょうか。そんな感覚を味わってしまうと土日だけ〜とか、ちょっと遊び感覚で〜とかいう導入理由をすっとばして気がつけば主暖房になっていました(笑)

あの頃の自分がちょっと恥ずかしいです…設置したF163を見た親が「ちょっと小さくない?料理できないしょコレ?」と言われた際に「いいんだよ!これはね、ちょっとした遊びみたいなもんで、料理とかしないし!キッチンのIHとかグリルレンジとかあるからそっち使うんだわ!」と一蹴…


それがお分かりですね…5年経った今では煮炊きはするし、グリル料理はするし、パン焼いたりピザ焼いたりと完全に生活の一つになってます。

私が本当に後悔しているのは導入にあたっての心構えや、せっかくの新築住宅に設置するなら「こうすべきだった」と感じる事が多々ある事です。ですから、是非導入の際には参考にしていただき、素晴らしい薪ストーブライフをお送りいただければと思います。

薪ストーブを設置したいけど奥様を口説き落とせない!とか、分かってもらえないんだよ!と、いう方がいたらお連絡してください!相談に乗ります!


札幌でも感じる薪ストーブの魅力と価値。

さて、本音のスタートです。
今だからこそ感じる大きな魅力があります、それは…

オール電化であるからこそ活躍している。

と、言う事です。
昨今の住宅はオール電化住宅が多いと思います、私の家もそうです。ガスや灯油を引いていないのは費用的な部分だったり、支払いの一元化(節約しやすい)のメリットだったり色々あるのですが、それは置いておいて…電気しかない住宅だからこそ薪ストーブを導入するメリットがあります。それをお伝えしていきます。

①自宅に居ながら炎がみれる

燃え盛る炎
写真はソロキャン時の焚き火、これが自宅でも。

私が小さい時、実家はガスコンロでした。チャーハンを作るときは大きな火、カレーを煮込む時は小さな火で…といったように「火力」というものが可視化されていて、毎日毎日の事ですからそれが染み付くように「火」というものは身近でしたし、その反面危ないと言う事も理解できました。

しかしオール電化はIHコンロですから、実際に鍋が温まっても「なんで温まる」のか分かりませんよね。もちろん炎は見えませんし、いい意味で安全です。

オール電化で育つ事に否定はしませんし、便利だとも思いますが「火」の怖さと有難さって分かってくれるのかなぁと。間違って火に触れてしまって火傷すれば良いというような意味ではなく、電気だけだと気付き難いと思います。

少なくとも我が子には炎の怖さ・有難さを理解していてほしいと思っていまして、薪ストーブだと毎日その最たる「暖房」という恩恵を与れますし、我々親も子供に十分その怖さを伝えています。

まぁ簡単に言えば薪ストーブをキッカケの一つとして、少しでも自然に興味を持ってくれて優しい人間に育ってくれればお父さんは嬉しいなぁ…なんてエゴな訳です笑


②パネルヒーター・蓄熱暖房・床暖では出来ない「調理」という選択肢。

さつまいも、人参、鶏肉のグリル
ねじお得意のグリル料理、暖房+調理は有難い。

調理は週2〜3日程度ですので恐らく薪ストーブユーザーの中では頻度が少ない方だと思います。その中でも本当に助かってるのが「お湯が沸かせる」という点です。

そんなのIHで沸かせばいい話でしょ…と思いますよね。私も確かにそう思ってました、しかし考え方を改めるようになったのです。

と、言うのもお湯を使う時ってお茶とか、コーヒーとか飲もうって思った時ですよね?定時的に飲む方もいるでしょう、私もその一人で毎朝コーヒーを飲みます。尚更、都度お湯沸かせばいいでしょとお考えでしょう。逆に「お湯を沸かさなくていい」のです

そもそも別にストーブでお湯を沸かす為にヤカンを置いているわけではなく、勝手に沸くから置いているのです。ちょっと分かり難いですかね…使いたいときに待機時間なく、シームレスにお湯が使えます。しかも電気代不要・実質お湯を沸かす為にお金はかかりません。

ん?朝にコーヒー飲むんでしょ?
朝から薪ストーブでお湯沸かすの?

いいえ、そのお湯は昨晩のお湯です…お分かりでしょうか、そう魔法瓶を使うのです。自宅にあるものでもいいですし、我が家のように改めて買うのも良いでしょう。何も待たずして、なんの操作もなく、ただお湯がある幸せって格別ですよ、ホント。キャンプする方ならわかるかもしれません、朝起きてちょっと冷え込む中、暖かい飲み物で温まるあの感覚。体が目覚めるあの感じです。

このように暖房機能を使いながら、特に労力やエネルギーを使わずお湯が沸いたり、調理ができるって薪ストーブの大きな魅力ですし、伝わり難いと思いますが「生活」してるな〜って感じます


③災害時に使える。

焼く前のピザ
明かり取りに調理。あの時はピザとかパエリア作りました。

お伝えするかどうか悩みましたが…停電時でも薪ストーブは使えます。燃料は薪・着火はマッチやライター等で電気は不要ですから、災害時であっても家屋とストーブ・煙突が無事であれば暖かく過ごせます。

2018年9月に発生した北海道中東部地震の際、私の家の付近は2日半程度電気が通りませんでした。そんな中でも薪ストーブがあったおかげでお湯は沸かせますし、煮炊きができる状態で本当に助かりました。

もし真冬に停電になった場合、オール電化では大半の暖房器具が使えない事でしょう。据え置き型の灯油ストーブも電源を使っているので使えません…ポータブル灯油ストーブがあれば良いですが無かった場合どうしたら良いのでしょうか…不安を煽る気持ちは一切ありませんが自分たちでリスクヘッジ出来る部分は大きな強みとなっています。


④ちょっと暖まりたい時にとても便利。

薪ストーブにつける温度計アップ
一回つければじっくり、じんわり家を温めてくれます。

私が生活していて「オール電化住宅と薪ストーブは相性がいい」とつくづく思います。それは①〜③の様な電気設備の苦手な部分を薪ストーブが補完できていると考えているからです。そしてこの記事を書いているのは10月でして、丁度この時期と4〜5月に有難さを感じるのです。

それは「なんか今日ちょっと寒くない?」と言う時に大活躍するからです。例えば寒くて風邪を引きそうな室温ではないけど、風呂上がりに直ぐ服を着ないと体が冷える状況…というと伝わりやすいでしょうか。いやいや…電気暖房の方が簡単でしょ…と思いますよね。我が家では逆なのです。

と、言うのも電気暖房ではヒーター1基あたりのそもそもの出力が大きくはないですから、リビングのヒーターのみを稼働させる…といった限定使用では非常に時間が掛かり、家全体を暖めるには全館暖房の方が効率的です。

一方薪ストーブはそれ単体が高出力の暖房で、一度熱が入るとじっくりと家全体を温めてくれますし、お風呂上がりにはストーブに直行する事で湯冷めを防いでくれます。電気暖房の前で温まる…という光景は想像できないでしょうが薪ストーブの前で温まる光景は想像できると思います。


⑤最大の魅力は「あったけぇ〜」

やっぱりあったけぇんですよ!

これは全薪ストーブユーザーが共通で魅力を感じているところでしょう。ショールームで見ても「暖かさ」を感じることは出来ますが、自宅で感じるものとは段違いです。こればかりは実際に導入した方のみが獲得できる特別なものですね。

何度もお伝えしますが「暖まりに行けるところ」がそこにある事って本当に素晴らしいですよ。

家族がリビングに集まり、暖を取りながら今日の事を話し、明日の話をしたり他愛もない話でも薪の炎をが揺らめき、薪が爆ぜる音を聞き夜を過ごす…そんな体験が毎日できます。ですから私は冬が大好きです。


まとめ

  • オール電化住宅だからこそ活躍する
  • 焚き火好きには堪らない自宅で炎
  • お湯沸かし、調理も暖房と並行できる
  • 災害時、自力で出来る事が増える
  • 案外ちょっとした時の暖房に最適。
  • やっぱり…あったけぇ〜

私が感じる価値と魅力をお伝え出来たと思います。想像通りの事も多々記載されているでしょう。その通りなのです。きっと貴方が考えている素晴らしい日常を薪ストーブは与えてくれます。期待は裏切りません。

では、実際とは裏腹に避けられなかったり、デメリットと感じる事もあるますので次回はそれについて記載していきます。

薪ストーブのデメリットとその解決法(困った事)まとめ記事↓↓

銭屋工芸社

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