山と道路に止めてあるバイク

旭風防No99スポーツの取り付けを開封から解説。エストレヤに実装。

山と道路に止めてあるバイク

風防といえば旭、旭といえば旭風防。というくらい有名な一品をカワサキエストレヤに取り付けて見ました。写真と合わせて解説していきます。効果はバツグンで結構簡単に取り付けできるのでオススメです。


梱包内容

透明の防風スクリーンとモスグリーンの布製の垂れと接合金具
三点セットが段ボール一箱に。

  • スクリーン本体
  • ヘッドライト周辺の「垂れ」
  • 取り付けステー・ネジ等

以上の三点セットが入っています。
これだけで取り付け可能ですが、M4ワッシャーを5枚別途購入した方が良いかと思います。後述しますが多少の気休めになります(笑


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穴あけ箇所を鉛筆でマーク

バイク用のモスグリーンの垂れ
マークングはさっと終わらせるべし。

穴あけはDIYです。

錐でも何でも良いので穴あけしましょう。
上段に5箇所、下段に5箇所の計10箇所穴かが必要です。

シールド本体に垂れを当てて、シールドのビス通し穴に鉛筆等を入れてマーキングします。私は千枚通し的なものが無かったので、電動工具用のドリルで開けました。


付属ネジとナットで組み付け

透明のカーブした板とモスグリーンの布をボルトとナットで付けたところ
ここで気づくことに。

穴開け後はビスとナットの組み付けです。

説明書を見ながら…座付ビスを…

っておい!ワッシャー無いぞ!!

説明書には図で解説があります。
そこには明らかにワッシャーの影が…

これ、付属品には入ってないのです。5枚くらい最初から入れて欲しいな!渋々ホームセンターにM4ワッシャーを買いに走りました。

透明のカーブした板とモスグリーンの布をボルトとナットで付けたところ
これで安心。

ワッシャーなくても組み付けは出来るのですが、そうなると「スクリーンをナットが支えている」形になります。大した差は無いのかもしれませんがワッシャーがある事で、多少の剛性アップを期待しています。

と言う事で、無事ワッシャー組み付け完了!

透明のカーブした板とモスグリーンの布をボルトとナットで付けたところ
ここまで15分程度。

バイク本体へ取り付け

バイクの金具
クランプの拡大写真

あとは付属のステーを自分の愛車に合わせながら、ベストポジションを探っていく作業になります。ちょとした注意点としてクランプが直接ハンドルバーを噛むので、ハンドルバーとクランプの噛み合わせ部分をゴムシートなどで保護しても良いかと思います。

ただ、取り付けて半年・航続距離は3500㎞超えていますが現在のところ、多少は擦れますが大きな外傷はありません。ただハンドルバーにブラックペイント等、加工されている場合は保護した方が良いでしょう。

バイクのハンドルとメーターと防風スクリーン
シートから見た感じ。

クランプ・L字ステーそれぞれを仮合わせし、位置を決めては締め遠くから見る…を何度か繰り返しました。自分なりのポジションが決まったら「試験走行」で実際の風除け具合を確認です。

ステーに角度をつけてやれば、その分スクリーンも傾けられるので寝かせる事も出来ますし、逆に起こしてリーゼント型にも出来ます。スクリーンには実益を重視しているので風切りのちょうど良い位置にしてあります。

この調整ばかりは「身長」「ライディングポジション」「想定速度」などにもよるので一概にこれがベスポジ!と言う事はなかなかお伝えできません。是非自分のベストポジションをみつけましょう!


おまけ

バイクのメーターと防風スクリーンから見える道

鉄のガイドバーとスクリーンが風圧で接触する場合、スクリーンが傷つく事も予想されたので、なんかカバー付けようかな〜。と考えていたところ丁度よかったのが…

登山用ステッキのゴム。

ポールキャップなんて名前でも売られています。私は使い古しの角が丸くなった物が捨てずにあったので、そちらを使いました。

こんなものがジャストフィットするとは…(笑


取り付け後の車体外観

公園の駐車場に止めてあるバイクとベンチ
駐車場に止めてあるバイク
駐車場に止めてあるバイク
こう見るとスポーティー?
羊蹄山を背景に、旅仕様Ver.

あれ?なんか風防の雰囲気が…

鋭いですね。実は「黒」に塗ってます

ちょっと「垂れ」の色がOD色だと、あまりにも直球すぎる色合いなので布などを染色できるスプレーを購入し、色を塗ってあります。

私の場合は70ml缶を2本使ったのですが、264ml缶がとてもお求めやすいのでオススメです。ホームセンターには売って無くて、仕方なく70ml缶を2本買ったんですよね…それで出来たのは片面染色です…

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Fフォークブーツやアクセサリーも要所で黒いので、全体の統一感が出ていると思います。真っ黒ではなく、うっすらと地のOD色を残してある微妙な色合いにしてあります。

また、ちょっと単色だと面白くないので、アクセントとして一部をマスキングしてラインとして表現してあります

子供に「これ写真撮るから持ってて〜」とお願いしたら、ヘッドライトを出すところから顔を出してて、面白くて写真撮ったのをブログで活用する日が来るとは…苦笑

どうせ絞ったり風でよれたりする部分なので、あまり細かくても自分ですらわからないだろう…と考えましてザックリその場で簡単に出来るのが「ライン」でした。

これが功を奏しまして、ほんと単色塗りにアクセントが加わって大満足。3本にしなかったのはア○ィダスになりそうで辞めました(笑


NO99スポーツのレビュー

メリット

  • 疲れの蓄積が圧倒的に少ない。
  • 体が冷えにくくなる。
  • 虫直撃の殆どが風防へ。
  • 使わない時は取り外せる。
  • 好みの角度に調整可能
  • ツーリングしてます感増大。

デメリット

  • 垂れ部分の虫が落ちにくい。
  • エンジン音が大きく聞こえる。
  • ある程度の速度で風切り音が出る。

と、いった具合です。
風防なので当たり前に風を受けにくくなります。私が思う一番の恩恵は…

使用の有無で圧倒的に疲れの蓄積が小さい

というところでしょう。

私自身、マグナ・スポーツスターと乗ってきたバイク(原付除く)は全て風防を付けて来ました。もちろんツーリングに行くためだったり、カスタムの一環として行ってきましたがここまで大きな風防は付けた事がありませんでした。

往復160㎞前後のツーリングでも圧倒的に「あった方が」帰宅時に体力が残っていますし、疲れの蓄積が少なく感じます。結局「風を受けにくくなる」事に帰結するのですが「春・秋のトンネル」では強く恩恵を受けれます。

バイク乗りなら経験があるでしょう。

トンネル入った途端めっちゃ寒い

こんな時、NO99スポーツでは体に風が当たらないので手足位しか冷えません。肩に風が当たると感じたら、ちょっと防風エリアにはいるように縮こまったりもできます。

また、虫の激突では風防が小さいと結局ヘルメットの顔面部分に直撃して大変な事になりますが、NO99スポーツの大きさだと顔面直撃は避けられますし、大半の直撃がスクリーンと垂れに激突していくので自分自身が汚れなくて済みます

一方デメリットはその大きさ故なのか、自分として聞こえるマフラー音が小さくなり、エンジン音が大きく聞こえるようになりました。本体手前側の音がスクリーンで反射し自分自身にベクトルが向いているのでしょう。

また、垂れが布製の割と生地目が大きいものなので突撃して、アレしちゃった虫達がなかなか取れません。キャンプツーリングなど洗車できずに乾燥すると面倒です。ただ、私のように垂れを塗装すると生地目が塗料でコーティングされ、多少取りやすくなった感じを受けます。

体感として高速道路を巡航する程度のスピード+αで「ヒューー」と風切り音が出てきます。しかし、風防なしではその速度では巡航できないので気にしなければ恩恵の副産物みたいなものと考えています。私的には気にならない程度です。


総評

めっちゃお買い得!損無し!

いままで、マグナもスポスタも純正タイプのスクリーンを使っていました。価格的には「スクリーン」「ステー」が別途で合わせて2万弱〜6万弱なんて価格でしたので、旭風防のNo.99SPORTは激安です、しかも国産

ほんと、この価格でいいんですか!?
と思うほど。

汎用製品とは言えコスパが凄すぎます。むしろ、純正製品が高いんですけどね…下は楽天・アマゾンのリンクです。価格の参考にどうぞ。

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まとめ

  • 梱包内容だけでも組み付け可能
  • M4ワッシャーはあった方が安心
  • ベストポジションは自分で模索
  • 染色して自分好みの色にも出来る
  • 相対的に見てコスパ抜群。

防風はもとより、布垂れが良い味を出します。使っていて不満はありません、サイズが大きいのは承知で買ってますし、風防は実益優先アイテムなのでこれで良いと思います。逆にMINIを買って中途半端に風が当たるくらいならスポーツの方を検討した方が良いように思えます。また、街乗りなどでは取り外しも可能ですので、スタイルに合わせて使えるのが魅力の一つですね。コスパ最強と言って過言ではない風防です!

カスタムの参考になれば幸いです!
それでは良いバイクライフを!(挨拶)

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