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無垢床リビングの中心に緑のソファー

薪ストーブの設置場所はやっぱりリビングの角?

無垢床リビングの中心に緑のソファー

設置する時に悩むのがストーブの場所をどうするか…逆に悩まず「とりあえずリビングの角でしょ?」という貴方は考え直した方が良いかもしれません。薪ストーブを使い続けて5年経った現在の我が家の状況をお伝えします。設置を検討される方の参考になれば幸いです。


なぜ角設置を選択したのか。

簡単に言うと当初は「ストーブなんて端っこで十分。リビングでくつろぐスペースを広くしよう。」という考えからでした。

北海道の札幌とは言えど春〜秋口にかけてはストーブを点ける事はありませんので、その「使わない期間」にリビングの真ん中にど〜んとストーブが鎮座していたり、屋内に真っ黒い煙突が天井高く伸びているのもどうなの…?という奥様からのプレッシャーとホームメーカーの設計担当の方が奥様に同調するプレッシャーに押される形で、まさしくリビングの一角となったわけです。

といっても我が家は吹き抜けがあるので、まぁ私もいいかな〜なんて思っていたのですが…

白い部屋の中にある薪ストーブとレンガの防火屏
まだカーテンもついていない施工当初。

分かりやすくすると、こんな提案でした。

  • ストーブを使わない期間は不用品。
    それにそこまでスペースを割くのか?
  • リビングは家族がくつろぐ所
    ねじおさんも一番滞在時間が長い場所。
  • リビングの広さ使いやすさに投資すべき
  • 休日のみ使うものにスペースを割くか?
  • 黒い煙突が屋内にあるのは如何なものか

今見ても道理は分かりますね、納得してましたから。でも価値観が大きく変わってしまった今となっては…ね。

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角に設置して5年の所感。

今からお伝えするのはあくまでも「我が家」における状況ですので、間取り・設計等によって当てはまらない方もいるでしょう。それでも誤解を恐れずに言いますと…


①使わない期間は不用品。

上の記事には札幌で主暖房として使用した際の、薪消費量と消費目安を記載しています。

そちらで記載している通り、実使用において北海道札幌市であってもストーブの使用期間は10月〜翌年5月迄の8ヶ月間です

シーズンイン・アウトでは消費量は違いますが実に「1年の三分の二」もの期間使用します。期間で見ても、もはや立派な家財道具の一つと言えます。そこにスペースを割く必要が無いかと言うと…

使用期間から見ると逆に「割くべき」場所であると考えます。


②リビングは家族がくつろぐ所
③広さ使いやすさに投資すべき

確かにその通り。
仕事から帰ってきてもリビングで家族と過ごし、寝る前まで滞在する場所です。

しかし何処に集まるかと言えば「暖かい薪ストーブ前のソファ」なのです。家族団欒は薪ストーブを中心に回っているのが現状です

例えば欧米の映画・ドラマを想像してみましょう。とある場面、寒い冬の日、友人が自宅に訪ねてきました。暖かい暖炉があるリビングで楽しそうに会話をしてます。さぁその暖炉はどこにありますか?ちょっとで良いので思い浮かべてみてください。

心理ゲームではありませんが、おそらくその暖炉は「壁側にあり、その正面にテーブルがありそれを囲むようにソファがある。」「暖炉を背景としてその前で談笑する人々」そんな情景ではありませんでしたか?

そうなのです、嘘みたいですけど角に配置している我が家でさえ暖炉ではありませんが薪ストーブの前に集まるのです。だってあったけぇ(誤字ではない)んですもの。電気暖房ではこうはならないでしょう。

ですからそこ(薪ストーブスペース)に投資すべきです。


④休日のみ使うものにスペースを割くか?

銭屋工芸社

薪ストーブの導入を簡単に考えてはいけません。何となくオシャレな雰囲気が良いとか贅沢品の一つとして、またはサブ的な暖房とか…

上の記事でこれまたまとめたのですが、結局私みたいな人間は確実に「主暖房」になってしまい、土日の使用どころか毎日の使用になってしまいます。これに関しては本当に後悔している所で、薪ストーブにまつわる全ての後悔の根源といっても過言ではありません。これから導入しようとされている方、本当に考え直してください。ちょとした暖房では済みませんよ、主暖房になります。本当に笑

ですから、スペースを割くべきです。


⑤真っ黒いものがど〜ん。

これだけは、もはや感性。私は全然良いな〜と思うのですが奥様には中々受け入れられないようで…「もうやめな。」と言われるのですが「いや〜やっぱり煙突はメンテの面からみても屋内垂直立てだったなぁ…失敗した〜。」なんて言うと、真っ黒い煙突やストーブが壁側であってもリビングの真ん中に鎮座するのはNGだと未だに言われます…苦笑。

しかし!私は声を大にして言いたい!暖房効率の面から言っても・煙突保守の面から見てもどう考えても煙突は壁出しではなく、やはり屋内垂直立てが理想であるとっ!

  • 薪ストーブの燃焼効率は80〜90%前後
    ※薪ストーブによって変わります。
  • 熱の10〜20%は外に逃げていってしまう
  • 屋内垂直立て・一部を一重煙突にする
  • 「煙突暖房」が可能で暖房効率格段に上昇
  • 屋内煙突で天候に晒されず傷みにくい
  • 結果、各種メンテ費用が小さくなる

と、完全にいい事ずくめです。
ですから、これから設置検討されている方で奥様攻略に難儀しているのであれば是非「メリット」を多くお伝えいただき理想の我が家を獲得しましょう!


結局角に設置でもいいの?

本当にあまり使わない、趣味で…くらいなら角で良いでしょう。しかし、なんども繰り返しますが設置したら最後、主暖房になってしまうのを覚悟してください。ですから私は薪ストーブを導入するのであれば強く

人が集まるリビングスペースに薪ストーブを中心として配置

することをオススメします。
角配置は現状の間取りで設置する場所がそこしかない等、後付けやリフォームの際の導入としては順当な配置かと思いますが、新築の施工段階であるならば角配置はオススメできません。下の写真は、ねじお家のリビングの設計図です。左下の三角コーナーに薪ストーブを配置していますが、今では緑で図示したリビング中心点の場所が良かったな〜とつくづく思います。

家の設計図の説明
冬場は家具の配置も設計図通りに変更してます。

と、いうのも設計図を見ていただけるとお気付きになるでしょうか?

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ソファー・テーブルらしきものが「斜め配置」になっているのが。ストーブを着けていない時期では壁に対して水平に家具を配置出来るのですが、薪ストーブシーズンではソファーをテレビ(右側のUFOみたいな形)を正面・壁を背面にした水平に配置すると、ストーブの熱が直接当たってしまいソファーが傷んでしまいます。その為、ストーブの熱が直接当たらないように「薪ストーブと垂直な配置」にする必要があり、結果家屋に対して斜めに配置する事となります

これが未だにしっくり来ないのですよね…なんか中途半端で。テレビは殆ど見ないのですが、テレビ台は壁に水平なのにテレビ自体は首を曲げてソファーを向いているような状況です(この記事のアイキャッチ画像です)。

薪ストーブをコーナー配置すると、大体の方のレイアウトがこのような配置になってしまい、家具の配置がうまく機能しなかったり「無駄なデットスペース」に近い感覚のものが生まれてしまう場合があります。

また、別稿で記載しますが三角コーナーの薪ストーブ炉台の形では「とても狭い」です。というのもストーブ単体だけではなく、その周りには薪ストック・ツール・アッシュコンテナ等のアクセサリーを配置する必要がありまし、狭いので結果「汚れやすく」なってしまいます。

ですから、繰り返しますが強く「人が集まるリビングスペースに薪ストーブを中心として配置」するか、難しければ「三角コーナーではない壁面での設置」をオススメします。割と最初から薪ストーブを使う予定がある方であれば、尚の事設置場所として三角コーナーはオススメできません。


まとめ

  • ストーブだから三角コーナーは後悔のもと
  • 使用期間で見ても中心とも成り得るもの
  • 設置スペースを優遇する必要性は大きい
  • 設置場所が限定されるなら三角コーナーで
  • 炉台面積を鑑みても三角コーナーは小さい
  • 新築で検討ならばリビングの中心等が理想
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北海道札幌市に住んでいても約8ヶ月はストーブを使う期間です。家づくりなら薪ストーブが主役でも良いのではないでしょうか?私はそう出来なかった事を後悔しています。

薪ストーブの魅力ってすごいですよ、ほんと。なので取り合えず三角コーナー配置で…というのはお待ちいただいて、私の後悔と反省を鑑みて配置場所のご検討されてみてはいかがでしょうか。

それでは良い薪ストーブライフを!(挨拶)

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